生きる意味とワンネスについて。
(また前振り長めです。)@ArgentineTango in @NymphenburgCastle I wenn to @milonga!!!
昨日、なんだか芋づる式にいろんなことが腑に落ちて、ピコーン!わかった!ってなったのでそのことについて書いておく。:
【最近自分の心の声に従うようにしている話】最近アルゼンチンタンゴをまた踊り始めた。きっかけは、ミュンヘンの劇場そばの公園で毎週無料のアルゼンチンタンゴパーティーがあるのでそこにたまたま行った、というのがきっかけなんだけど、そこで踊ったらもう少しきちんと踊れるようになりたい気持ちがむくむく湧いてきて、今日は急に思い立って単発のレッスンを習いに行った。しかも毎週受けている社交ダンスのレッスンがちょうど同じ時間にあったのでをサボって!!!お月謝払っている社交ダンスサボって、別なレッスンに行くなんて、今までだったら絶対にしなかった。これまで、社交ダンスは自分の時間の使い方として一番の優先順位に入るくらいのものだったのに。だけど今日は、なんだか社交ダンスが気になった自分がいて、「お金は問題じゃなくて、私は何がしたいの?」と自分に問いかけたらアルゼンチンタンゴだったので、それに従った。
実は今から10年以上も前、パリに住んでいた頃少し習っていた。その時は、ウイーンで習ってた社交ダンスを続けてやりたいのに良いダンス教室が見つけられず、では郷に入れ郷に従え、とパリで社交ダンスよりもずっと踊られているアルゼンチンタンゴを代わりに習ってたのだけど、その時は「このダンスはあんまり肌に合わないわ」と思ってパリを離れて以来ずっと避けていたダンスだった。社交ダンスの種目の中にも「タンゴ」があるのだが、「アルゼンチンタンゴ」と随分と違う。社交ダンスは音楽に合わせて踊ることが絶対条件だけど、アルゼンチンタンゴは音楽がずれてもあんまり気にしなくて、それよりもダンスパートナー間のコミュニケーションがとても大事。つまり、リーダー(男性)のリードでフォロワー(女性)が行動を起こすから、ほんの少しリズムがズレる。そのズレが10数年前の若かった私には腑に落ちなかった、(というか気持ち悪かった。音楽家としての変なこだわりだったのかもしれない。笑)それが、今回、そんな小さなことには気ならないで踊れるようになり、アルゼンチンタンゴのよさがわかるようになったのだ!自分の中のすごい変化だ!!!そして踊りながらいろんなことに気づけたので、それだけでそこに行った意味がある、と思ったのだった。
【アルゼンチンタンゴからわかったワンネスの至福感】アルゼンチンタンゴの何がいいのかというと、ダンスパートナーとのあの一体感だ。じゃあいつも知ってる人と踊るんでしょ、と言われそうだが、驚くなかれ、(ちなみにアルゼンチンタンゴのパーティのことをミロンガと言うのだけど)ミロンガには、結構一人で来る人が多くて、みんな数曲ごとにパートナーを取り替えて踊る。社交ダンスのパーティでは、全く逆で、ほとんどの人がパートナー同伴で来て、パートナーを取り替えて踊るのは本当に特別な場合のみ。アルゼンチンタンゴが、次々と初めての違う相手と踊っても普通にダンスが成り立つと言う事はそれだけダンスパートナーとのコミニケーションがとれるダンスだと言うこと。アルゼンチンタンゴでは女性が目をつぶったまま踊ることも結構ある。五感を研ぎすませるには、視界の情報は邪魔になる。フォロワー(女性側)はリーダーの動きたい方向や足の進みを瞬時に理解して反応する必要がある。それには、視覚情報で、男性の足を見て自分の足を動かすのでは遅すぎる。まるで相手の放つテレパシーを受信しているような感じで、男性が「こっちにいきたいんだついてきて!」とテレパシーを発信し、それを受けとった女性が「あなたのしたいことわかるわ!ほいよ!」とついていき、息がぴったりのダンスが踊れた時に、なんとも言えない、理解し合えた感、というか、至福感を感じるのだけど、これがきっと「ワンネス」なんじゃないかな、と思う。アルゼンチンタンゴの根強いファンがいるのは、これのせいだろうか。
【引き寄せの法則と決定力。男性と女性ってやっぱり違う】
社交ダンスではじつは、半年ほど前からリーダー役(男性役)を練習している。そこで気がついた事は、男性役の方は動きだす前に、どっちに動くのか、どの足形をやるのか、ということを明確に決めて動き出さないと女性をリードできない、と言うことだ。ほんのちょっとでも動き出す瞬間に、「この足形にしようかな。それともこの足形かな、」と言うような悩みが生じた時は、女性はうまく反応してくれなくなる。最近、「引き寄せの法則」に、「自分の思いを明確にすると意識エネルギーが現実を引き寄せる」という話をしている人がいて、なんとなーくはわかったつもりになっていたんだけど、今日ピンと来た。この男性役の「この足形やるぞ!こっちに回転するぞ」と言った決定意思がこの磁場の思考エネルギーとなって、それが実現するのだ、と!その男性の「こうしたいんだ!」という気持ちがはっきりしていればしているほど、強ければ強いほど、女性はそのように動く。これって引き寄せの法則と一緒じゃない?ここまでテレパシーって書いてたけど、テレパシーって思考エネルギーのことじゃない??
そして、男性って、やっぱり大きな仕事を動かして行ったりするのに向いているよな。女性はいろんなものが細かいところまで瞬時に見えてしまうがために、どうしても決断する瞬間に「あ、でもこれがこうだからこっちの方法もあるかも」と思考に迷いというか、揺れが起こりやすい。だから大きな物事を動かしにくくなる。男性は細かいことがあんまりみえない分、「こう行くぞ!」という意識のエネルギーが強くなる。だから、大企業の社長がまだまだ男性社会なのはある意味納得できたりする。
【ワンネスって?】
ワンネスについて知らない人もいると思うのでここに書いておく。何でも、宇宙の奥にワンネスと言う、全てのものが一つである魂の泉があって、私たちはそこから分離されてこの地球に来るそうだ。(これについて詳しく知りたい人は破・常識屋出版という出版社から出されている本がとても詳しくこのあたりを書いてくれています。。)私たちはもともとワンネスの中にいた1つのものなんだけど。そこから分離して1つの命となって自分の体の中に入っている。だから、私はあなた、あなたは私、というのは、元々の宇宙の根源では繋がっているけど、今この地球では個性として分離している、ということ。ワンネスの中は、愛(つまり尊敬と感謝)で満たされているそうで、だから、ワンネスを感じられる(一体感を感じられる)と幸せな感じになるのはそのせいだそうだし、自分の生命エネルギーの根幹につながることができてエネルギーを充電することもできるのだ。(ちなみに大人の話をするとs0xとエクスタシーもそれと同じ原理でワンネスに繋がれるらしい)。
私個人の話をすると、私は元々の性格は一人で行動するのが好きな一匹狼タイプなんだけど、何故か好きなことが音楽だったら単一の楽器よりも合奏(指揮)するのが好きだし、仕事に関しては、世界最大の芸術、たくさんの人が関わらないと作品ができないオペラの演出家なんかを目指しちゃうし、スポーツも、単体競技はあまり興味がなくて、何故か絶対にパートナーが必要な社交ダンスに心惹かれる、とあって、「何故にこんなにたくさんの人が必要なものに心惹かれるのかな?」といつも疑問に思っていたのだけど、最近、ふと、私が地球に来た意味は、この物質世界である地球とこの肉体で、ワンネスをどこまで感じられるか、そんな実験をこの人生ではしてみたかったからなんじゃないか、とふと思ったらすごく腑に落ちた。
【一度しかない人生を楽しむ】
最近自分の家庭菜園で草花と話をする。信じてもらえるかわからないのだけど、草花とつながりたいなあ、って思って心の中で話しかけると、向こうの言いたいことが聞こえてくる。この間草花に「ナメクジさんがせっかく植えた野菜の新芽を葉っぱ食べちゃうから何も育たないんだよねえ」って愚痴ってたら、草花が「私を摘んであそこに置きなさい。そしたらナメクジさんの囮になるから、あなたの野菜は食べられなくなるわ」って言ってくれました。その草を摘んだら、その草は死んでしまう、ってことなんだけど、彼らにとっては摘まれることも、食べられることも、命の循環の中に一部であって、その事実を淡々と当たり前に受け入れる、それだけのことのようでした。私たち人間は異様なほどに死を怖がるけれど、本来そういうものではないのかもしれない。 私がこの地球に人間の体を持って生まれてきた、これってすごいことなんですよね。この人生一度きり。草花が数週間、数ヶ月の命しかないのにそれを精一杯生きている。それを見習って、この人生めいいっぱい楽しもうと思います。
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